社会福祉法人 春和会
タムスグループ タムスさくらの杜春江は「ユニットケア」と呼ばれる、一人ひとりの個性と生活リズムを尊重した「個別ケア」という介護ケアコンセプトをもつ新時代の特別養護老人ホームです。
お部屋は全室個室で、10部屋ごとにリビングなど各ユニット専用の各種設備を備えています。
ここでの暮らしを家庭生活の延長としてとらえ、アットホームな雰囲気のなかで、専門性の高いケアをおこなえることが特長です。
やさしい心と笑顔あふれるスタッフはご入居者の日常生活をしっかりと守り、それぞれの暮らし方を尊重しながら、まごころを込めてお世話いたします。
ご家族には、安心と信頼を提供させていただきます。
看護師が常駐、24時間グループ院の医師と連携しておりますので、点滴・インシュリン注射・血糖チェック・在宅酸素・透析など、様々な医療的ケアが必要な方のご入居が可能となっております。
近隣にはグループ院のタムス市川リハビリテーション病院、タムスさくら病院江戸川、タムス浦安病院と訪問診療サービス拠点があり、急な体調不良や身体機能の衰えを感じた時にも、連携し入居者様を支えられるよう環境を整えています。
「特養」とは特別養護老人ホームの略称で、厚生労働省が定める老人福祉法に基づき運営されている老人福祉施設のひとつです。
運営主体は社会福祉法人に限定されており、介護保険制度の下、全国の都道府県知事の許認可を得て運営されることから“許認可・老人ホーム”と位置づけられています。
一方、有料老人ホームは、同じく厚生労働省が定める老人福祉法に基づいて高齢者にさまざまな日常生活サービスや介護ケアを提供していますが、運営は事業主であり、社会福祉法人とは異なります。
介護認定で要介護度1〜5に該当し、かつ認知症を含む心身上の障害があり、常時介護が必要とされながら、さまざまな事情によりご自宅での介護が難しい方が対象となります。
入所(居)後は、施設介護サービス計画に基づいて、日常生活をするうえで必要なさまざまな介護サービスが提供されます。
1. 入浴・排泄・食事などの介護
2. 機能訓練ケア
3. 健康管理
4. 療養上のケア
さらに近年、厚生労働省指針により、看とりケア(終末期介護)を行なうことができる特養もあります。※ご相談ください。
なお、2005(H17)年10月以降、居住費(家賃)や食費等が徴収されるようになりました。
入所(居)の可否は、当該施設を管轄する福祉事務所により、各都道府県が定める「特別養護老人ホーム優先入所指針」に則って検討委員会が開催され、そこで決まります。「特養」への入所(居)のご相談先は現住所のある市町村役場、もしくは各地域の社会福祉事務所ですが、入居にあたっては入居施設と直接契約を結ぶことになります。
「ユニットケア」とは、入居(所)者一人ひとりの個性と生活リズムに合わせた「個別ケア」をすることで、それぞれの自立を尊重しようという考えのもとで生まれた介護ケアの新コンセプトです。
そもそもは長寿社会先進国であり福祉国家としても知られているスウェーデン方式に由来する介護ケアスタイルで、日本では「ユニットケア=新型特養」と称されるように、新たに設立された特別養護老人ホームなどで採り入れられています。
少人数グループ(10人以下)をひとつの生活単位(ユニット)として区分けして、1ユニットごとに専用の居住空間と専任の職員を配置することにより、大規模(多数床)施設でありながら、小規模生活単位の家庭的な雰囲気のなかできめ細やかな介護ケアを行なうことができます。
個人の生活スタイルを尊重するために、お部屋は全室個室でプライバシーが確保されています。個室の先にはコミュニケーションの場でもある専用のリビングスペースがつくられているため、少人数であっても他者とのかかわりが断たれることがありません。
食事や入浴、施設内の各種催しなどもユニットごとに行なわれることがあります。入所者とスタッフがユニットごとに生活を共にすることで、従来型の集団的介護ケアとは異なる、個別対応型の介護ケアが可能となります。
ショートステイ(短期入所生活介護)とは、要介護者が施設に期間限定で短期間入所し、日常生活のお世話や機能訓練などを受けることのできる介護サービスです。
基本的に、医療的なサービスを受けることはできません。
主なサービス内容
・食事、入浴、排せつなどの介護
・個別機能訓練(リハビリ施設ではないため、機能訓練室はありません)
※4日以上、ご利用の方のみの適用となります。
・作業活動(ご本人の状態や季節により、内容は異なります)
・ボランティア行事への参加
・心身の機能維持・改善
・栄養管理の指導 など
対象者
要介護1~5の方
ご利用期間/料金
要介護認定区分、限度額認定等によって異なります。 ご利用者に合わせた利用期間/料金をご説明いたしますので、 当施設の相談員・ケアマネージャーにご相談ください。
ショートステイ(短期入所生活介護)は、要介護者のためのサービスである以上に、介護を行っているご家族のためのサービスだと私たちは、考えています。介護する側が体調を崩してしまったり、旅行や冠婚葬祭、出張などで不在のときはもちろん、介護を一休みしたいというときにも利用することで、日頃、介護のために疎かになりがちな自分の時間を持つことが可能です。
長年一緒に暮らしてきた自分の親を介護している場合でも、24時間365日体制で一緒にいると、どうしてもストレスが溜まってしまうものです。また、ご本人もご家族も家族だからこそ、感情的に接してしまう事があると思います。そのため、ご本人と介護者の双方の気分転換をはかるという意味でも、状況が許すようなら積極的にサービスを利用することをオススメします。1〜2週間以上連続してサービスを利用するような場合は、ときどき面会に行ってコミュニケーションをはかることで自宅に戻ってからの関係性をより保ちやすいと思います。
高齢になるにつれて、環境の変化への適応は難しくなります。将来的に特別養護老人ホームなどへの入居を考えているようなら、集団生活の練習という意味でもショートステイを何回か利用してみると良いでしょう。最初は、環境が変わるのを嫌がっても何回か短期入所を繰り返すうちに、次のショートステイを心待ちにするようになったという話も、珍しくありません。
日本列島の桜前線はおおよそ1月から初夏にかけて春を告げに沖縄から北海道へと北上しますが、タムスさくらの杜船橋には、四季折々に花を咲かせる何種類もの桜の木があります。
カンヒザクラ(寒緋桜)、ヒガンザクラ(彼岸桜)、ソメイヨシノ(染井吉野)、そして春以外に咲く十月桜や四季桜、冬桜…。
私たちが新しい特養をつくるにあたって、まず考えたことは、ご入居者の心が弾むような「桜の花でいっぱいの館をつくろう」ということでした。
まごころを込めて一本一本植えた桜の木々は、百花繚乱のさくらの花びらに包まれた美しい館へと成長をつづけてまいります。